特別資料No.118 米国EPA TSCAインベントリーにおける表記の原則

資料内容  1998年3月発行(会員価格8,000:非会員価格13,000)  TSCAインベントリーが化学品を取り扱う企業にとって最も関心が高く、頻繁に利用される既存化学物質リストのひとつであることは言うまでもありませんが、そこにはこのインベントリーに特有の多くのルールや慣例があり、それらは必ずしも十分に理解されていないのが実情のようです。  本特別資料は、?異なる長さの炭素鎖(Cx−,)を含有する物質、?ポリマー、?混合物、?化学反応によって生じた2種類以上の物質の組み合わせ物、?いわゆるUVCB物質について、TSCAインベントリーでの物質表記・命名にかかわる慣例や運用方針をわかりやすく解説したEPAによる手引き書です0インベントリー中の記載事項をどのように解釈するか、どのような物質が新規化学物質として届け出られるべきか、またそれらはどのように特定・命名され、届出者の意図は物質表記にどこまで反映されるのか、等についてのEPAの原則が豊富な実例とともに説明されています。  例えば、Cx−Y式の意味するところ、プレポリマーや後処理ポリマーの表記、表面処理された充填剤の扱い、多官能性物質どうLが反応してできる組み合わせ物の命名等、物質の表記に関するさまざまな疑問・問題点について明快で具体的な解答・理解を得ることができます。  本年1月末からは、化学物質名等のアイデンティティー情報の記載に誤りのある製造前届出(PMN)はいっさい受理しない、というEPAの厳しい方針の運用が開始されています。このような折からも本資料は、TSCAインベントリーを利用・調査する人、その結果に基づいてPMN等を提出しようとする人にとって、きわめて有用なものであると言えましょう。

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