特別資料No.452 韓国 化評法下位法規及び物質リスト集−既存化学物質、有害化学物質等−(第3版) -CD付き-
資料内容 2019年2月発行
化学製品の安全管理体系を構築するため、有害化学物質管理法が、化学物質の登録及び有害性審査、有害化学物質含有製品の管理等を含む「化学物質の登録及び評価等に関する法律(化評法)」と有害化学物質の管理、化学事故への対応等を含む「化学物質管理法(化管法)」の2つの法律に改編されることになった。化評法の施行により新たにEU REACHのような登録制度が導入され、新規化学物質及び登録対象既存化学物質を1トン以上で製造又は輸入する場合は登録が、また、有害化学物質を0.1%超含有し年間1トンを超える製品は申告がそれぞれ必要となった。更には川下ユーザーが上流の供給者から要請された場合、使用用途・条件等の伝達等が義務付けられており、これまでと比べて厳しい管理制度が行われるようになった。
JETOCでは、この化評法の下位法規を紹介するために2017年3月に特別資料No.424「化学物質の登録及び評価等に関する法律(化評法)下位法規集(第2版)」を発行した。その後、「危害憂慮製品指定及び安全・表示基準」等が生活化学製品及び殺生物剤安全管理法に移行し、新たに「重点管理物質」のリスト、「21年までに登録しなければならない、がん、突然変異、生殖能力異常を起こすか起こすおそれがある既存化学物質」「申告対象高分子化合物質」等が公布された。本資料は、これらを翻訳し、逐次公布されている既存化学物質・有害化学物質・分類表示リストを更新し最新版にして、特別資料No.452「韓国 化評法下位法規及び物質リスト集−既存化学物質、有害化学物質等−(第3版)」として発行したのもである。先に発行した特別資料No.451「化学物質の登録及び評価等に関する法律、施行令及び施行規則(第3版)」と合わせて活用して頂きたい。
本資料では、既存化学物質リストを含め、特に韓国で表示が義務付けられているといわれる「化学物質の分類及び表示等に関する規定」の別表4の物質リストの全訳と「化学物質の有害性審査結果」の全訳をエクセル形式のファイルをCD-ROMにて提供している。合わせて、原文もCD-ROMにて提供し、既存化学物質・有毒物質等の検索も可能となっているので、これらも活用して頂きたい。
(収載法規一覧)
1.登録申請資料の作成方法及び有害性審査方法等に関する規定
2.資料保護申請書の作成方法及び保護資料管理方法等に関する規定
3.有害性評価結果の使用承認及び使用料徴収等に関する規定
4.化学物質の試験方法に関する規定
5.化学物質の試験機関の指定基準及び管理基準等に関する規定
6.化学物質の分類及び表示等に関する規定
・分類表示別表4リスト
7.既存化学物質
・別表1 1991年2月2日前に流通した既存化学物質
・別表2 「有害化学物質管理法」により有害性審査を受けた既存化学物質
8.有毒物質の指定
9.制限物質・禁止物質の指定
10.登録又は申告免除対象化学物質
11.‘21年までに登録しなければならないCMR物質
12.重点管理物質の指定
13.提供対象化学物質情報の作成方法に関する規定
14.申告対象高分子化合物質
15.化学物質の有害性審査結果
・別表
16.登録対象既存化学物質
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