特別資料No.511 解説 東南アジアの化学品規制の概要

資料内容  2021年9月発行(会員価格12,000:非会員価格28,000)

東南アジアは、日本からの工業化学品の輸出先としては重要な位置を占めており、例えば2020年度の有機化学品輸出額では上位20ヵ国中の6ヵ国を占めている。本資料は、この6ヵ国である、タイ、インドネシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン、マレーシア(輸出額降順)に加えてミャンマーの化学品規制の概要についてまとめたものである。通常であれば本資料を用いてJETOCセミナーを開催するところであるが、新型コロナウィルスによる影響を考慮し、作成したプレゼンテーションを「解説」として発行することとした。

東南アジア各国では、持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)において合意されたWSSD2020目標に向け、化学物質管理制度の見直しが急ピッチで行われ、日本も積極的な協力を行っていたところであるが、立法/行政組織の人材不足や新型コロナウィルス感染拡大の影響等あり、その多くが遅延している。本資料では、一部予定されている改正にも触れているが、現行の工業化学品規制についてまとめている。収載している各国の主要法規は以下であり、関連する下位規定と共にまとめた。

紹介する各国の主要法規

タイ:有害物質法、労働安全・衛生・環境法

インドネシア:政府法令74/2001、関連法規

ベトナム:化学品法

マレーシア:2013 CLASS規則、環境有害性物質(EHS)届出・登録度

シンガポール:環境保護管理法、職場安全保健法

ミャンマー: 化学品及び関連物質危害防止法

フィリピン: 共和国法律6969

フィリピンを除いては新規化学物質に関する有効な管理制度は現在なく、各国で特徴的な工業化学品管理が行われている。東南アジア主要国における化学品規制について、概観したいという方は是非一読していただきたい。なお、各国法規のより詳細が知りたい場合は、別に発行している各国版の特別資料を参照いただきたい。また、本資料には実務に近い内容や通関手続、試験内容、工場管理等は含んでいないので、必要があれば、当局、代行業者等へ照会・相談いただきたい。

本書が、東南アジアへの化学品の輸出や事業活動の際に役立てば幸いである。

期間限定特典:購入者(会員、非会員問わず)特典として、説明動画(3時間弱)を
配信いたします。

配信サイトは以下となります。

URL:https://jetoc.actibookone.com

ID:10511

パスワード:特別資料No.511の表紙裏に記載のパスワード

公開期限:2021年12月末

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