第82回講習会 東南アジア化学品規制の概要

資料内容  2023年10月発行(会員価格11,000:非会員価格27,500)

ASEAN主要国では持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)において合意された2020年目標達成に向けた化学物質管理制度構築の取り組みが進展していましたが、行政/立法組織の人材不足及び新型コロナ感染拡大の影響等があり、多くは遅延している状況です。

 今回紹介する国では、ASEAN内での、ヒト、モノ、サービスの自由な流通を追究しているものの、化学物質管理については各国独自の管理を継続しており、現状は、事故防止に主眼を置いたハザード管理が主体であり、ばく露評価に基づくリスク管理は今後の課題です。
 今回紹介する何れの国でもGHSは導入されていますが、国連GHSの何版に準拠するかは国によりバラバラな状態です。ASEAN内での統一も議論されていましたが、そもそも決着するかも含めて、状況は現在不透明です。
 今後においても、EUにおけるREACHのような包括的な化学品管理規制の構築は望むことができず、言葉も違う多様な文化をもった国々のそれぞれの法規により化学品管理が継続されることになるので、各国それぞれの要求に対応していく必要があります。なお、新規化学物質管理制度については、唯一、フィリピンでのみ実際に稼働しています。

 東南アジア主要国における化学品規制の概要について、体系的に理解したいという方は是非この機会に聴講ください。なお、本講習会では実務に近い内容や通関手続、試験内容、工場管理等には触れませんので、ご承知おきください。

【紹介する各国の主要法規】
  ◇タイ:有害物質法、労働安全・衛生・環境法
  ◇インドネシア:政府法令74/2001
  ◇ベトナム:化学品法
  ◇マレーシア:2013 CLASS規則
  ◇シンガポール:環境保護管理法、職場安全保健法
  ◇フィリピン: 共和国法律6969

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