特別資料No.571 台湾 新化学物質の登録・登記管理関連法規及び関連資料(第3版)
2025年9月発行(会員価格14,300:非会員価格35,750) A4版 日本語/中国語 132頁
資料内容
台湾における化学物質管理は、環境部(化学物質管理署)が所管する「毒性及び懸念化学物質管理法」により、毒性化学物質及び懸念化学物質による環境汚染及び人の健康障害の防止に関して、また、労動部(職業安全衛生署)が所管する「職業安全衛生法」により、労働災害の防止及び労働者の安全衛生の保護に関して規制されてきた。
新化学物質の管理については、「毒性及び懸念化学物質管理法」の下位法規として「新化学物質及び既有化学物質資料登録弁法(登録弁法)」、「職業安全衛生法」の下位法規として「新化学物質登記管理弁法(登記弁法)」がほぼ同時期に制定され、2011年7月に公布された既有化学物質リストを元に管理が行われている。
両弁法は制定当初、登録又は登記に要求されるデータの重複を避けることとしていた一方で、必要なデータ項目が完全には一致していない等の課題があったが調和化が進められ、窓口が一本化されるとともに、環境部により登録が承認されたものについては、労動部による登記の申請が免除される等、ほぼ一体化された。
一方、既有化学物質は、環境部が登録弁法において新化学物質と類似の管理を行っており、指定された物質については登録が必要である。
本資料は、特別資料No.461「台湾 新化学物質の登録・登記管理関連法規及び関連資料(第2版)」の内容を更新して発行するものである。本資料が、台湾への化学物質の輸出及び台湾での化学物質取扱い業務に関係する方々に役立てば幸いである。翻訳にはできるだけ注意を払ったが、疑問の点がある場合は原文を参照願いたい。
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商品番号:10571