セミナーのご案内

第80回講習会　韓国　訪問報告会及び化学品関連法規の最新情報とその対応－MSDSの改正、許可物質の状況、共同登録を中心に－（WEBセミナー）【終了しました】

　この度、JETOCでは第80回講習会韓国訪問報告会及び化学品関連法規の最新情報とその対応を開催致します。
　今回の講習会では、既に公布されている化評法、産安法、化学製品安全法及び化管法の法律条文に基づいて公布された下位法を含めた各法のうち、日本からの輸出等に関するものについて説明します。
　本講習会は、11月の韓国KCMA国内事業者向けセミナーや現地調査の報告を含め、現時点での最新情報での各法の施行状況を踏まえた具体的説明及びその対応について中心に説明致します。
　2022年11月24～25日に韓国で国内事業者向けセミナーが開催され、JETOCも参加して参りました。今回は化評法・化管法・化学製品安全法・産業安全保健法等の最新政策動向が発表されました。加えて現地コンサルタントとの面談調査も行い1000t以上の既存化学物質の登録状況や100ｔ～1,000tの登録への改善すべき点、協議体で決定した分類結果から今後公表される有害性審査結果の分類の扱いについて、MSDSの営業秘密の申請の状況等について、今後の業務おいて非常に参考となる情報を入手してきました。
　2022年8月18日に産業安全保健法施行規則が改正され、MSDSの営業秘密の申請において緩和措置がなされました。2021年12月末に化評法の既存化学物質の第一登録期限である1,000t以上の共同登録が行われました。未だ、1000t以下の既存化学物質においては後続の事前申告が行われ、次の登録である100～1,000tの期限が2024年12月31日に控えております。また、化評法で制限物質の指定を含む改正された施行規則が2022年10月15日より施行されました。それに向けて下位規定である「許可物質指定等に関する規定」が2022年8月25日に制定され、いよいよ許可物質の指定・運用の目処が立ってきました。化評法については免除、申請資料の提出内容等その他の改正も行われています。化学製品安全法についは、現在、殺生物物質について12月末に向けて承認作業が行われているところであり、来年から殺生物製品の承認についても順次行われます。殺生物物質については、随時変更があり承認対象既存物質が変動しており、この内容を反映させた簡単な解説資料もお付けしております。
　なお、本講習会では、2022年9月22日に行いました会員限定無料セミナーの資料についても参考資料として添付致します。
　本セミナーが化学物質を韓国で製造する又は韓国に輸出する企業にお役に立てば幸いです。

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