セミナーのご案内

第87回講習会　韓国　化評法・産安法・化管法等の改正の最新情報－現地調査報告含む－（ウェビナー・アーカイブ配信あり）

　本講習会は、11月の韓国KCMA国内事業者向けセミナー及び現地の法規制調査の報告を含め、現時点での最新情報での各法の施行状況を踏まえて説明致します。
　2025年11月6～7日に韓国で国内事業者向けセミナーが開催され、JETOCも参加致しました。化評法・化管法・産業安全保健法等の最新政策動向が発表されています。加えて現地コンサルタントとの面談調査も行い、皆様の今後の業務において非常に参考となる情報を入手しております。
　韓国は法改正の動きが多い上に下位法、マニュアルと細部にわたり確認しなければなりません。そのため、上記セミナーの内容に加えて、現在公開されている化評法、産安法、化管法の下位法、マニュアル等の最近の改正内容を含め、特に日本からの輸出に関連するものについてトピックス的に説明致します。2025年9月18日に行いました「JETOC会員限定・無料ウェビナー　韓国　化評法・化管法の最新情報（MSDSの改正等含む）」以降に新たに公布された下位法等、重要なアップデートの内容も含みます。今回は本講習会資料に加え、2025年9月18日に行いました無料ウェビナーの資料も添付致しますので、各自で比較できるようになっております。なお、各法の基本的な説明は省かせていただきます。また、化評法、化管法を所管する環境部が、2025年10月1日付けで気候エネルギー環境部と名称が変更されており、2025年11月11日に改正された化評法の内容も合わせて紹介致します。

（1）化評法
・新規化学物質の申告量が年間製造・輸入量が0.1t未満から1t未満までに変更。
・有害性未確認物質の新設。
・これまでの画一的だった有毒物質の指定を有害性により人体急性有害性物質、人体慢性有害性物質、生態有害性物質の3つに区分し、閾値もそれぞれに変更し指定。
・登録・申告された新規・既存化学物質の公表。等

（2）化管法
・有毒物質の定義を有害性により3つに区分し、有害化学物質の定義から制限物質、禁止物質、許可物質を除く。
・有害化学物質営業許可、営業申告及び免除対象を規定し、販売者の告知義務を用意する。
・有害化学物質営業許可者と営業申告者が遵守しなければならない有害化学物質管理者選任及び申告義務等を規定する。

（3）産安法
・化評法・化管法の改正に伴うMSDSの改正。

　本セミナーが化学物質を韓国で製造する又は韓国に輸出する企業にお役に立てば幸いです。

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