セミナーのご案内

第103回講演会 ブラジル及びその他の中南米諸国における化学品規制の最新動向

 昨今、世界中で化学品に関する法規制の整備・改正が進められており、化学品規制は、化学品を取扱う企業にとって、適切な対応を行うために常に動向を注視して把握しておかなければならない重要な課題となっています。
今回の講演会で対象としている中南米地域においても、化学産業が経済発展の要として、農業、製薬、製造業などさまざまな分野で革新と成長を後押ししていますが、化学物質を適切に管理し、ヒト健康や環境への悪影響を防ぐべく、化学品規制の整備が進められています。

 ブラジルにおいては、長い間、化学品規制に関する法案の議論・検討が続けられてきましたが、昨年11月に「化学物質国家目録を定め、並びに国内の領域で使用、製造又は輸入される化学物質のリスクの評価及び管理について定める、2024年11月13日付け法第15,022号」が官報公示され、即日発効しました。その後、本法の施行に関する詳細を規定する下位法規に関する議論が進められ、本年5月中旬に政令(Decreto)草案の公表と意見募集が開始されました。意見募集は数日後に突然中断されてしまいましたが、7月中旬には本政令草案についてWTO/TBT通報が行われています(当初の意見募集サイトにおいても、パブリックコンサルテーションは終了したとされているものの、9月1日までは化学品安全に関する国家委員会(CONASQ)宛にコメントの提出ができるようです)。
このように、政令の公布に向けたプロセスにやや不可解なところはありますが、近々、政令が公布され、化学品規制に向けた動きが本格的に始まることが予想されます。そこで、本講演会では、まず、ブラジルについて、昨年公布された法律(法第15,022号)、及び政令草案の内容について詳細な解説を行います。

 更に、化学品規制が導入されているチリ・コロンビア・ペルー、そして導入に向けた準備が進められているアルゼンチン・メキシコについて、SDS・ラベル要件などを含めた化学品規制の状況・動向について解説を行う他、その他の中南米諸国の状況、メルコスール(MERCOSUR) やアンデス共同体によって規定されている化学品規制についても簡単に説明する予定です。

 本講演会により、近々本格導入が予想されるブラジルにおける化学品規制への理解を深めるとともに、その他の中南米諸国における化学品規制の動向を体系的に理解いただき、同地域における適切な規制対応と化学品管理、そして規制動向も視野に入れたビジネス戦略策定などの一助としていただければと思います。本講演会へのご参加をお待ちしております。


セミナー概要

日時・会場 (東京)2025/10/21(火) 13:00~16:30(受付開始 12:30)
    於 全日通霞が関ビル8F 大会議室
      千代田区霞が関3-3-3 [地図]
講師 3Eカンパニージャパン合同会社
レギュラトリーコンプライアンス シニアマネージャー
 皆川 俊
受講料 JETOC会員  : 8,800円(税込)
JETOC非会員 :17,600円(税込)

セミナー終了後、ご登録いただいたメールアドレス宛に請求書(PDF)のダウンロード用URLのご案内メールをお送りいたします。
資料 当日会場での配布のみとさせていただきます。
セミナー後の資料販売、ファイル配布はいたしません。
キャンセルについて セミナー開催日より営業日で5 日前の13 時までのご連絡に限り、キャンセルを承ります。


キャンセル期限
 東京会場 2025/10/14(火)13時まで

それ以降のキャンセルは、受講料の全額をお支払いいただきます。
その場合セミナー資料を後日送付させていただきます。

代理の方に出席していただくこともできます。
問合せ 【セミナーに関するお問い合わせ・キャンセルのご連絡】
一般社団法人 日本化学物質安全・情報センター
〒104-0033
東京都中央区新川1-4-1 住友不動産六甲ビル7F
TEL:03-3297-8051(受付時間 平日9:00~17:00) FAX:03-3297-8055

お申し込み

※満席となりました場合、申込期限内でもお断りすることがありますので、お早めにお申し込み下さい。

場所 日時 会場 締切 残席数
東京 2025/10/21 全日通霞が関ビル8F 大会議室 2025/10/14 96
場所 東京
日時 2025/10/21
会場 全日通霞が関ビル8F 大会議室
締切 2025/10/14
残席数 96